ナ・オ・シ・ウィ【第いくつだっけ？編】

この声はシィレヴだ。

我輩は顔についた雪を払い落として確認する。
そこには惜しげもなく肌を露に出した踊り子服に身を包んだシィレヴがいた。


（以降、二人のやりとりが続きますが大人（主に我輩）の都合で省略！気になる人は完成版をお楽しみに）


雪面を滑り降りていくシィレヴを見ながら、我輩は

Ａ．ペンションに向かおうと思った。
Ｂ．滑りたい衝動に駆られた。

ナ・オ・シ・ウィ【いや、やっぱり聞いたことの無い声だ。】

いや、やっぱり聞いたことの無い声だ。

誰の声だったかしら。
我輩は脳内のＨＤＤをフル回転させた。が、どこにも彼女に関する記憶は無い。
「ライブラのお兄さん？なにをぼーっとしてるのぅ」
名前を呼ばれ、ふと我に返った。視界を覆っている粉雪を払い落とす。

クリアになった視界の先には、ちんちくりんな女の子が立っていた。
姿を見ても思い出せないということは、おそらく初めて会うのだろう。

本来ならこのあと女の子に関する描写や二人のやりとりがあったのだが展開を急げと天の声がしたのだ。

結論から言えば、この先はＢＡＤ　ＥＮＤまで一本道であり、きっとあの時違う選択肢を選んでいたら違う結末にたどり着けたんじゃないかなァという、ゲーム的なアドバイスが表示されるわけだ。

あとで書き直すから…、だからお願い、今は…、これで許し、て………。

―終―

ナイト・オブ・シックルウィーゼル【序幕】

！！注意！！
※我輩の主観で描かれていますので一部、実物とは異なる表現・描写があると思いますが、ご了承ください。
※表現や描写があんまりだ！という方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。
※あと、好きな選択肢を選べばいいと思うよ。

▼▼本編▼▼

ここは氷結の森林―…、長らく歩き通しだった我輩は、氷樹の陰で一息ついていた。
その時、降り積もった雪の上を滑る影が我輩の目の前で雪を蹴立てて鮮やかに止まった。
全身が雪塗れになった。視界も塞がれて何も見えない。
「あは、ライブラのお兄さんったら、雪だるまみたい」
女性の笑い声が聞こえる。どこかで聞いたことのある声だ。
そう、この声は確か…、

Ａ．チシカだ。
Ｂ．イヴェルだ。
Ｃ．エレノアだ。
Ｄ．カナカだ。
Ｅ．ルルだ。
Ｆ．ランダムだ。
Ｇ．シィレヴだ。
Ｈ．いや、やっぱり聞いたことの無い声だ。

ナイト・オブ・シックルウィーゼル

コメント（新着順）から適当に抜粋。（一部例外有）
（笑）の部分は笑って流してくれればオッケー。

【主な登場人物】
・ライブラ　…主人公。どこにでもいそうでいない魔法使い。
・チシカ　　…ヒロイン。主人公の嫁。容姿端麗にして文武両道（主人公視点）
・イヴェル　…ペンション「イヴェール」のオーナー。ヒロインの義兄。つまり主人公のお兄さん。
・ネイジュ　…イヴェルの義理の姉。最近、名前を変えたらしい。
・ジン　　　…ペンションに泊り込みで働いている。自称、錬金大学６年生（笑）
・エレノア　…ジンと同じく泊り込みで働いている。画家を志している。
・カナカ　　…ペンションの利用客。仲良しOL三人組（笑）の一人。
・ルル　　　…ペンションの利用客。仲良しOL三人組（笑）の一人。
・ランダム　…魔術師の学院守護兼清掃人のゴーレム。何故ここにいる。
・クィエン　…ペンションの利用客。何でも屋。今回に限り、関西弁をしゃべってもらう。
・シィレヴ　…ペンションの利用客。踊り子。どんなに寒かろうとも踊り子衣装。
・ターナカ・イッチロ　…ペンションの利用客。常にサングラスと帽子で顔を隠している。怪しい。

【あらすじ】
ある日、嫁のチシカに「にーさまがペンションを始めたんだ。遊びにいこーぜ！」的な感じで誘われたのでほいほいついていくことにした、どこにでもいそうでいない魔法使いのライブラ。
ペンションでは見知った顔がわんさかいたので適当に楽しく歓談をしていると、「こんや　だれか　がしぬ」という謎の暗号文を見つけてしまったから、さあ大変。
かくして一行はペンション「イヴェール」を舞台とした騒乱の渦へと巻き込まれていくのであった…。

凍土に人が増えそうなんだ…。

どうしようかな…。

行こうかな…。

どうしようかな…。

止めとこうかな…。

どうしようかな…。