アトイツカ

何もかもを弾き飛ばす拒絶の結界とは、なんというオートガード性能か…。

あの喧騒の中、我輩に触れたモノは他にありませんよな…！？

あったら今からでも弾き飛ばしに行かねば…、…。

アトムイカ

ふと思ったが触れるモノ有機無機問わず弾き飛ばしたら…、

・飲食が出来ないんじゃなかろうか。
・服が着れないんじゃなかろうか。
・そもそも地面に立てないんじゃなかろうか。

などなど日常生活において様々な障害が…。

まあ、
飲食が出来ない問題は、大気中の水分を摂取、及び光合成をするとして。
服が着れない問題は、魔法を受けたときの服をそのまま着ればいいとして。
地面に立てない問題は、某ネコ型ロボの如く地面から数ミリ浮くとして。

問題はどうやって上記の事柄を実行するか、でしょうな。

この一週間が勝負。

ストイック【stoic】
［形動］　克己的、禁欲的なさま。

こっ‐き【克己】
［名］自分の感情・欲望・邪念などにうちかつこと。

きん‐よく【禁欲】
［名］本能的な欲望、特に性欲を抑えること。

きょぜつ‐の‐けっかい【拒絶の結界】
［魔］この魔法をかけられたモノに触れしモノは無機有機問わずに激痛とともに弾き飛ばされる。効果は一週間。


そう、つまり今から一週間のあいだは、誰かに触って苦痛に喘ぐ声を聞きたいという願望を押さえ込んで、その衝動に打ち克たねばならぬ試練なのですな。（恐らくは違うだろうという自覚はある）

潜入作戦。

禁呪を使用した人造生物兵器などの密輸をしているマフィアの撲滅を目的とし、情報収集のため港街の倉庫というアジトに潜入。
↓
独断で暴れる。
↓
ミッション・コンプリート。


たぶんこんな感じ。

決してやましい気持ちは無い。

ねえねえ、娼婦買ってもいいですかな？ちゃんと面倒見ますからー！散歩も毎日行きますし、トイレもちゃんとしつけますからー！

だ、だって娼婦として買わないと機嫌をそこねるんですもの…！

（ペットをねだる子供のように…）

娼婦はペットではありません。愛でてもいいですが、ペットではありません。